カラオケ店の料金表で「ワンドリンク制」と書かれていると、「室料にドリンク代は含まれている?」「グループ全員が頼むの?」と迷う方もいるでしょう。
カラオケのワンドリンク制とは、基本的に室料とは別に、利用者1人につき有料ドリンクを1品以上注文する仕組みです。2人で利用する場合は、1杯を2人で共有するのではなく、1人1品ずつ注文します。
ただし、すべてのカラオケ店がワンドリンク制ではありません。ドリンクバー付き、1ドリンク込み、注文不要など、チェーン・店舗・プランによって料金の仕組みが異なります。
また、少なくともまねきねこでは、30分ごとや1時間ごとではなく、利用時間内に1人1品の注文と案内されています。
この記事では、カラオケのワンドリンク制の意味、料金の見方、注文回数、ドリンクバーやワンオーダー制との違いを解説します。
- ワンドリンク制は、室料とは別に1人1品以上の有料ドリンクを注文する仕組み
- グループ利用でも、ワンドリンク制なら原則として人数分の注文が必要
- まねきねこでは、30分ごとではなく利用時間内に1人1品を注文する
- ワンオーダー制、ワンドリンク付き、ドリンクバー付きは別の料金方式
- 適用される制度やドリンク料金は、店舗・時間帯・プランによって異なる
カラオケのワンドリンク制とは?

カラオケのワンドリンク制とは、室料とは別に、利用者が有料ドリンクを最低1品注文する制度です。
ビッグエコーの公式FAQでは、室料とは別料金で1人1品以上のドリンクを注文する制度と案内しています。まねきねこの公式FAQでも、室料とは別に1人1品のドリンクを注文し、室料に注文した商品の料金を加えて会計すると説明しています。
つまり、料金表に書かれた室料だけで利用できるとは限りません。ワンドリンク制のプランでは、室料と人数分のドリンク代を合わせた金額が最低限の支払額になります。
ワンドリンク制は「1杯だけしか飲めない」という意味ではない
ワンドリンク制の「ワン」は、注文できる上限ではなく、最低注文数を示します。
最初の1杯を注文した後、必要であれば2杯目以降も追加注文できます。ただし、追加分は通常のメニュー料金として会計に加わります。「ワンドリンク付き」や「ドリンクバー付き」のように、1杯分や飲み放題が室料に含まれている制度とは異なります。
2人以上で利用する場合は全員が注文する
ビッグエコーとまねきねこは、どちらも公式に「1人につき1品」と案内しています。
そのため、2人なら2品、4人なら4品のドリンク注文が必要です。代表者だけが1杯注文したり、1杯を複数人で共有したりして、人数分の注文に代えることはできません。
子どもを含む場合や、コース・パック料金を利用する場合は条件が異なる可能性があります。予約画面や店舗の料金表に記載がなければ、受付時に確認してください。
ワンドリンク制・ワンオーダー制・ドリンク付きの違い
似た表現でも、注文できる商品や料金への含まれ方が異なります。
| 料金方式 | 基本的な意味 | 確認する点 |
|---|---|---|
| ワンドリンク制 | 室料とは別に、1人1品以上の有料ドリンクを注文する | ドリンクの最低価格、人数分の注文が必要か |
| ワンオーダー制 | 室料とは別に、指定されたメニューから1人1品以上注文する | フードでもよいか、ドリンク限定か |
| ワンドリンク付き | 室料やプラン料金にドリンク1杯分が含まれる | 選べるドリンク、追加注文の料金 |
| ドリンクバー付き | 室料やプラン料金に対象ドリンクの飲み放題が含まれる | 対象商品、利用できる時間 |
| 注文不要 | 室料のみで利用できる | 時間帯やプランによる例外 |
「ワンオーダー制」と書かれている場合、フードも対象になるとは限りません。店舗が指定する対象メニューを確認しましょう。一方、「ワンドリンク制」と明記されている場合は、フードだけを注文しても条件を満たさない可能性があります。
ワンドリンク制の料金はいくら?
ワンドリンク制を利用した場合の会計は、基本的に次のように考えます。
室料 + 人数分のドリンク代 + 追加で注文した商品代
室料が1人あたり30分単位で表示されている店舗では、人数と利用時間に応じた室料に、1人分ずつのドリンク代が加わります。
たとえば、まねきねこの公式FAQでは、2026年8月時点のワンドリンク料金を451円(税込)と案内しています。2人でワンドリンク制を利用する場合は、室料とは別に最低902円のドリンク代が加わる計算です。
ただし、料金は今後変更される可能性があります。まねきねこでワンドリンクとドリンクバーのどちらを選ぶか迷う場合は、まねきねこのドリンクバー料金とワンドリンクの比較も参考にしてください。
ワンドリンクは30分ごと・1時間ごとに注文する?
ワンドリンク制だからといって、必ず30分ごとや1時間ごとに注文するわけではありません。
まねきねこの公式FAQでは、利用時間内に1人1品のドリンクを注文すると案内しています。1時間利用しても3時間利用しても、ワンドリンク制そのものを理由に、30分ごとに注文する必要はありません。
ビッグエコーも、1人1品以上のドリンクを注文する制度と案内しており、公式FAQに30分ごとの注文とは書かれていません。
ただし、パーティーコースや長時間パックなど、通常の室料とは異なるプランには個別の条件が設けられることがあります。利用時間だけで判断せず、選んだプランの料金説明を確認しましょう。
カラオケ店によってワンドリンク制の扱いは異なる

ワンドリンク制の有無や内容は、カラオケチェーンによって異なります。2026年8月時点で公式に確認できる例は次のとおりです。
| カラオケチェーン | 公式に確認できる内容 | 利用時のポイント |
|---|---|---|
| ビッグエコー | 室料とは別に、1人1品以上のドリンクを注文 | 料金表の室料に人数分のドリンク代を加えて考える |
| まねきねこ | 室料とは別に、利用時間内に1人1品のドリンクを注文。公式FAQ掲載額は451円(税込) | 30分ごとの注文ではない。店舗の料金表も確認する |
| カラオケパセラ | 通常のカラオケ利用はワンオーダー制ではなく、室料のみで利用可能。17時までに入店した場合はドリンク1杯の無料サービス付き | 一部の食事付きコースではワンドリンク制になるため、プランを確認する |
このように、カラオケ店だから必ずワンドリンク制になるわけではありません。同じチェーンでも、店舗・時間帯・コースによって選べる料金方式が異なる場合があります。
ワンドリンク制で損をしない料金の確認方法
カラオケの表示料金を見るときは、室料だけで安さを判断せず、次の順番で確認しましょう。
- 室料が1人あたりか、1部屋あたりかを確認する
- 30分料金か、フリータイムやパック料金かを確認する
- ワンドリンク制、ドリンクバー付き、注文不要のどれかを確認する
- ワンドリンク制なら、注文できるドリンクと最低価格を確認する
- クーポンや会員料金に、別の注文条件が付かないか確認する
短時間の利用ではワンドリンク制、長時間の利用ではドリンクバーの方が合うなど、利用時間や飲む量によって選び方は変わります。
まねきねこのソフトドリンクバーとアルコール飲み放題の違いは、まねきねこのドリンクバーと飲み放題の料金・対象ドリンクで詳しく解説しています。
持ち込み可能な店舗ならドリンクを注文しなくていい?
飲食物を持ち込める店舗でも、ワンドリンク制がなくなるとは限りません。
たとえば、まねきねこの公式FAQでは、持ち込みの可否とワンドリンク制を別の項目で案内しています。持ち込み可能な店舗でも、料金プランにワンドリンク制と書かれていれば、持参した飲み物とは別に店舗のドリンクを注文する前提で考えましょう。
ただし、持ち込んだ飲み物で注文条件を満たせるかについて、まねきねこの公式FAQには明記されていません。受付で料金プランと注文条件を確認するのが確実です。
各チェーンの食べ物・飲み物の持ち込みルールは、持ち込みOKなカラオケと主要チェーンのルールで比較しています。
カラオケのワンドリンク制でよくある質問
2人で1杯だけ注文してもよいですか?
ビッグエコーとまねきねこは、どちらも1人につき1品の注文と案内しています。2人で利用する場合は1杯を共有するのではなく、2品のドリンクを注文します。
フードを注文すればドリンクは頼まなくてもよいですか?
「ワンドリンク制」と指定されている場合は、フードではなくドリンクの注文が必要です。「ワンオーダー制」の場合はフードも選べることがありますが、対象商品は店舗やプランの案内を確認してください。
ドリンクはいつ注文しますか?
受付時にドリンクを選ぶ店舗もあれば、入室後に注文する店舗もあります。注文方法は受付、タブレット、電話など店舗によって異なるため、受付時の案内に従いましょう。
1杯飲み終えたら退店しないといけませんか?
1杯を飲み終えた時点で退店する制度ではありません。ワンドリンク制は最低注文数に関するルールであり、利用できる時間は選んだ室料・パック・フリータイムの条件で決まります。
ドリンクバーとワンドリンクはどちらが安いですか?
1杯だけでよい場合はワンドリンク、複数杯飲む場合はドリンクバーが合う可能性があります。ただし、ドリンク価格、ドリンクバー料金、利用時間によって変わるため、室料を含む合計額で比較してください。
まとめ
カラオケのワンドリンク制とは、基本的に室料とは別に、利用者1人につき有料ドリンクを1品以上注文する仕組みです。グループで利用する場合も、代表者の1杯ではなく人数分の注文が必要です。
また、「1杯だけしか飲めない」という意味ではありません。1杯は最低注文数であり、必要であれば追加料金で2杯目以降も注文できます。
少なくともまねきねこでは、利用時間内に1人1品を注文する制度で、30分ごとに注文する必要はありません。一方、パセラのように通常利用ではワンオーダー制を採用していないチェーンもあります。
カラオケの料金を比べるときは、室料だけでなく、ワンドリンク代、ドリンクバー料金、プランに含まれるサービスまで確認しましょう。